近所付き合いも大切な防災
大地震の時には、救急隊もすぐには被災地に向かうことができません。
阪神大震災では、家屋の下敷きになった人が約15万人もいたと言われています。
そのうち、
自分で脱出できなかった人が、約3万5千人。
その77%にあたる約2万7千人を救出したのは、家族や隣近所の住民だったのです。
つまり、防災のプロである消防隊員、自衛隊などの関係者が救ったのは
約6500人しかいなかったのです。
この事実を教訓すると、
いかに日頃から、ご近所との密接な付き合いが必要かがわかります。
現代では、なかなか近隣の住民同士のつきあいというものがなく、
極端な話、隣にどんな人が住んでいるのかわからない、ということもあるようです。
隣人の名前さえ知らないということも都市部ではめずらしくないのです。
大災害で重要なことは、「助け合い」の精神です。
ライフラインが途絶えたとき、頼れるのは人間同士のつながりしかありません。
日頃から、できるだけ近隣同士のコミュニケーションを取ることも
防災の重要なファクターなのです。
あわせて、ご近隣同士で、防災グッズをそろえたり、食料の保管をしたり、
お互いの連絡先を一覧にしておく、などの準備をすると更に心強いですね。


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